少しでも保湿、という観点から、気休めかなー、とは思うけど保湿マスクを出来るだけつけるようにしている。
うがい薬によるうがいと、口腔保湿スプレー、そしてマスクくらいしか出来ることはないので。
一時のまったく食べたくない状態ではなくなってきたので、お茶漬け対策とあいまって、食事もなんとか口から取ることができている。
ここから先、どうなるかはわからないけれども、まずは、あと2週間かかる放射線治療を最後まで終えることだけ考えていることにしよう。
今日の食事
少しでも保湿、という観点から、気休めかなー、とは思うけど保湿マスクを出来るだけつけるようにしている。
うがい薬によるうがいと、口腔保湿スプレー、そしてマスクくらいしか出来ることはないので。
一時のまったく食べたくない状態ではなくなってきたので、お茶漬け対策とあいまって、食事もなんとか口から取ることができている。
ここから先、どうなるかはわからないけれども、まずは、あと2週間かかる放射線治療を最後まで終えることだけ考えていることにしよう。
今日の食事
ここしばらくよりは、深く眠れているような気がする。
いずれにしても、途中で目が覚めてトイレに行ったりはするけど、気がつくと結局寝ているので、以前と、眠る時間そのものは変わらないのかもしれない。
ただ、ものすごくリアルな夢を見たりするので、うとうと状態ではなく、よく寝ているのではないかと思う。
実際のところ、夢を見ない(憶えていないだけかもしれないが)睡眠と、夢を見る睡眠のどっちが深いのかは、あんまり確信は持てないが。
少なくとも、夜眠れなくて困る、というようなことはないのでありがたい。
昼間もわりと、うとうとしているにもかかわらず、夜も眠れるのは、放射線治療で受けているダメージがかなりのものだということなんだろうな。
もうこうなってくると、ひたすらやせないために食べて、放射線治療のダメージを少しでも回復するために寝て、治療期間が終わるのを待つ、という状態になっている。
放射線治療は、通院で行っている人もいるが、この時期のこの状態を考えると、自分の場合はとても通院では無理な気がする。
治療期間を通して入院できるところを選んでおいてよかった。
今日で放射線治療の26回目(33回のうちの)になるが、その時点で、まだ口から食べられているだけでも、よくがんばっていると思いますよ、と看護師の方に言ってもらったので、良しとしよう。
基本的に、自分は、ほめられてがんばる人なので。
今日の食事
朝をパンにしてもらったが、やはり脂の匂いのないご飯のほうが食べやすい気がするので、結局、朝もご飯に変更してもらうことにした。
全粥の食事ということで、おかずだけやや柔らかめに作ってもらって、でも主食はお粥ではなく普通のご飯をもらって、お茶漬け(というか、味噌汁や澄まし汁漬け)で食べる感じ。
ここのところ、胃瘻がまったく気にならなくなっていたが、最近、また、ちくちくするようになってきた。
きっと、抗がん剤の影響で胃の動きが止まっていたのが、最近、復活したので、空腹を感じたときなどに、ちょっと引きつれるのではないかと思う。
また、胃瘻のチューブと皮膚の隙間から、漏れる粘い液体がぽろぽろ固まっていたりもするので、シャワーでこまめに流さないといけなかったり、全然使ってないけれども、メンテナンスにはわりと手間がかかったりする。
今日の放射線科のお医者さんの診察で、まだ胃瘻は使ってないと言うと、喉の腫れもまだそれほどではないから、引き続きなんとかなるかもしれませんね、とのことだった。
まあ、保険の意味で作っている胃瘻ではあるので、使わなくて済むのならそれに越したことはないとも思う。
午前中、看護助手の方がやってきて、通常、火曜日はベッドのシーツの交換日なのだが、もう一ヶ月になるので今日はベッドごと交換します、とのこと。
院内感染を防ぐためなんだろうけど、交換したベッドは、マットレスを外して、フレーム部分などを全部、消毒液で拭いているようだ。
一ヶ月になるんだな-、と思うと、感慨深いような気もする。
今日の食事
放射線治療によって、舌が火傷したような感じになって、味がほとんどしなくなっている。
塩辛いものを食べても塩味がせずに、逆に、水でうがいをしても塩辛く感じたりする。
それ以外の甘味などはほとんど感じることが出来ない。
このへんは、放射線治療のお医者さんから治療開始前に言われていたことなので仕方ないな、とは思うが、実際にそうなってみると、口から食事を摂るのが非常に大変になってしまう。
味がしないだけでなく、それによって、ねっとりした感触のものが、脂っぽく感じてしまって、食べるのが嫌になる。
あっさりしているはずのものも、舌が火傷しているような状態なので、ヘタをすれば脂っぽい感触になりかねない。
だんだん唾液が出にくくなってきた段階で、全粥に変えてもらっていたが、そのお粥の感触もなんだか脂っぽく感じてしまって、むしろ、普通のご飯をお茶づけのようにして食べたほうが食べやすいのかも、と思い始めた。
そのため、今日のお昼ご飯はお試しで、お粥から普通のご飯にもどしてもらって、味噌汁やスープの付いている食事の場合はそれにご飯を入れて、そうでない場合は、お茶漬けのようにして食べてみた。
結果、たぶん、このほうが食べやすそうなので、しばらくの間、全粥食なんだけど、お粥ではなくご飯、という食事をお願いすることにした。
普通の食事よりも、全粥食のほうがおかずが柔らかめとのことで、おかずに関しては柔らかめのほうが望ましい気がする。
それに、お粥で食べているよりは、ご飯のほうがカロリー的に高いので、少しでもやせるのを防ぐ効果も期待できる。
さらに、朝ご飯は、パンを液体に浸して食べると目先が変わってよいかもしれないので、明日の朝はパン食をお願いしてみた。
放射線治療も、やっと2/3が終わったので、あと1/3なんとか出来る努力を続けていこう。
今日の食事
昨日はかなり努力をして出かけたので、さすがに夜はよく眠れて、ほとんど目が覚めなかった。
そのかわり、朝も身体が重くて、6時の起床後も、結局1時間くらいは横になったままだった。
朝ご飯も、なんとかお粥とおかずを合わせて流し込んだ後、そのまま2時間ほど横になったままだった。
もう、さすがに今日は外出する元気は残ってなくて、終日伏せっているような状態だった。
この身体のだるさがなぜなのか気になるが、やはり、できるだけ身体を起こしているようにしてほうがいいのだろうか。
明日、腫瘍内科のお医者さんに尋ねてみよう。
今日の食事
今日は、週末で治療はなし。
少なくとも、これ以上、喉が痛くなったり、体調が重くなったりすることはないので、散髪に出かけてくることにする。
もともと、無精ひげ的にひげを伸ばしているが、入院してからは、放射線治療で放射線が当たるところは皮膚が敏感になっているので、というのを良いことに、ひげを刈り込んだりすらしていないので、かなりむさ苦しい風貌になってしまっている。
さらに、放射線照射されている部分のひげがぬけてきて、かなりちょっと変な感じになってきているので、せめて、全体に短めにそろえてしまえば、その変な感じも軽減されるのではないかとの予想。
自分ではあまり見えないけれども、どうやら、うなじのあたりも、放射線が当たるので毛が抜けているようで、床屋さんでうなじのあたりもひげも、短めにそろえてもらうことにしよう。
病院の中でずっといるとほとんど運動しないのに対して、外に出れば、多少なりとも運動するし、しかも気分転換にはなるので、可能ならば外出するのは望ましいらしい。
ただ、こんなに暑くては、というのはあるので、例によって日が陰り始めると思われる3時過ぎ出かけることにする。
ここのところ、ほぼ、終日、うとうとしていることが多いので、血圧を測っても上が100を切っている状態が珍しくないので、こんな状態で出かけられるのか、と危ぶんでいたが、シャワーを浴びると、なんとか出かけられそうな気がしてきた。
外に出ても、出来るだけ無理をしないように、いつもなら、ショッピングモールやスーパーをのぞしてみたりするのだが、さすがに今日は、ちょっとつらい感じで、床屋にたどり着いた段階で、本日の気力はほとんど使い果たした感じだった。
それで、よけいな物色はせずに、床屋が終わったら、駅のそば屋でぶっかけそばを食べて帰ってきた。
実際のところ、食べられるものがないのでは、という危惧感があったので、これなら何とかなりそうというところで、セルフそば屋のぶっかけそばにしてみた。
ただ、例によって、味はもう何もなく、かろうじて、上に盛られた刻み海苔のいい香りとそばの香りでかき込んだ感じ。
口の中が軽く火傷をした後の粘膜が傷んだ状態になっているので、そばのつゆの塩辛さは感じないにもかかわらず、水を飲んでも塩辛く感じるのと、そばでさえも脂っこいべたつきを感じてしまうのに辟易する。
そろそろ口から食べるのはあきらめざるを得ないのかもしれない、と思う。
今日の食事(晩御飯は、外食でぶっかけそば)
ご飯を食べる気がしない、という状態からは脱したけれども、栄養を摂らなくちゃ、という使命感でもって、お粥で食べ物を機械的に流し込む、というテクを使わないと食事がなかなか摂れない。
だらだら食べるとよけいつらくなるので、唇をかんだりしないように気をつけながら、それでも出来るだけ早く食べる。
そのせいか、ゲップが出て、食後に気分が悪かったりする。
できれば食事以外にカロリー補給を考えたほうが良いとは言われているが、以前は好ましかったとろけるプリン的なものが、口の中で油脂分が粘るような感覚があって受け入れられなくなってきたので、揚げせんべいみたいなものを買ってきてもずくスープでふやかして食べてみることにする。
これは意外といけることがわかった。
今のところ、何を食べても塩味になってしまうので、味の衝突もない。
もう一つ、杏仁豆腐を買ってきてみたので、こちらは匂いで食べることができるのではないかと期待しているので、明日のおやつにでも試してみよう。
相変わらず、身体が重く感じて、うとうとしていることが多い。
腫瘍内科のお医者さんや薬剤師の方の話を総合して考えると、これは2回目の抗がん剤の影響が大きいようだ。
自分に出来るのは、こまめにうがいをしたり、がんばってご飯を食べたりすること以外にはないので、それらに励むしかないんだけれども。
今日の食事
基本的に食事は、鶏肉や魚などの口の中でぱさつきやすいものは、お粥に混ぜて流し込む(全粥なので、それほどどろどろしてはないけれども)というスタイルで食べるようにしている。
場合によっては、それにふりかけをかけて、塩味を追加する感じ。
もはや苦行の域にさしかかっているかもしれないが、目下の課題は、身体を維持・回復するための栄養を継続的に摂ることにあるので、どんな方法でも口から食べられればそれがもっとも望ましいようだ。
喉の痛みは、今のところアセトアミノフェンのオレンジ味(なのではないかと推測される)粉薬を食事の30分前くらいに飲んでおけば何とかなっているので、胃瘻を使うのは、とても喉を通らないようになってからにしたい。
ただ、この痛み止めも、まだ必須というわけではなく、思ったより早く食事が来た場合などは、痛み止めを飲まずに食事をしてしまうこともある。
2回目の抗がん剤の時にあまり食べられなかったのもあって、胃瘻が痛かった頃に比べて体重が約1kg以上は減ったと思われるが、そのせいか、腹壁の厚みが薄くなったようで、胃瘻の痛みがほとんどなくなった。
お腹が空いたときに、ちょっと引っ張るような感じは残るが、胃の中が痛い、というような感覚はなくて、それだけでも助かる。
胃瘻からじくじくしたものが出ていたのも、ちょっとぽろぽろしたものに変わってきて、ずいぶん扱いやすくなった感じ。
今日は、昼過ぎに、放射線の治療計画を立てる際に使った、シミュレーションの機械で、CTを撮り直した。
その後、通常の放射線治療も引き続きあり、いつもより線量が多いわけではないはずなのになんだか疲れてしまって、それから後、午後はほとんど、うとうとして過ごした。
夕方に放射線治療のお医者さんの診察があったので、シミュレーションでの取り直しの理由を尋ねてみたが、治療開始時と比べて体重が落ちてきているので、もう一度CTを撮り直して、放射線がきちんと患部に当たっているかを再確認する、とのことだった。
毎週日曜日に、看護師の方が体重を量っているのが電子カルテに記載されているので、その数値も確認しながら、放射線科のお医者さんは、まあ、大丈夫だと思いますけどね、とのこと。
今日の食事
今朝は、なんとかお粥も食べることができて、昨日よりはましなのかもしれない。
腫瘍内科のお医者さんが、吐き気止めの薬をもう一つ出しておくので、お昼にそれを試してください、とのことだった。
吐き気止め以外に、胃腸全体を動かすような作用もあるので、とのこと。
放射線治療のあとで、いつも通り、保湿剤を塗っていたら、手に抜けたひげが付いてきた。
首のあたりもなにやらちくちくすると思ったら、うなじのあたりの毛が抜けているようだ。
放射線を当てることで強い日焼けというか火傷をしているようなものなので、照射しているところの毛が抜けるのはやむを得ないらしい。
もともと短くしているのであまり目立たないとは思うが、やはり気持ちがいいものではない。
腫瘍内科のお医者さんに尋ねてみると、あんまり引っ張ると痛くなるので、ゆっくり撫でるくらいで洗っておいてください、とのことだったので、シャワーの時にゆっくり撫でておいた。
今朝の採血の結果は、まあ、それほど何かの手当てをしなければいけないような状態にはなっていないようだが、多少なりとも、血液の状態や肝臓の状態に影響は出ているようだった。
口からもできるだけ水分補給をして、抗がん剤を体外に排出するように努めて欲しい、と例によってみんなから言われる。
今日の食事
やはり味がないのがつらいのか、食欲がない。
今朝は何とか食べたけれども、昼ご飯は、ついに、おかずを7割くらい食べただけで、おかゆを全部残してしまった。
これまで病院に入院していて、完食しなかったのはこれが初めて。
ご飯を食べた後、2時間ほど、ベッドに横になり、眠って過ごした。
点滴を交換するときに看護師の方と話をしていると、抗がん剤の副作用で食欲不振なのかもしれないですね、とのことだった。
確かに、吐き気の一歩手前くらいの感じで食欲がないような気もする。
喉もご飯を食べるときに滲みるようになっているので、昼ご飯から痛み止めを飲むようにしているが、やはり喉の痛み、というよりは、煮込んでぱさぱさになった肉などを飲み込むだけの唾液が出ない、ということや、基本的に味が感じられない、ということが大きな要因になって、食欲不振を打ち消すだけの食欲がないのかもしれない。
結果的に、お腹も少しやせて、腹壁の厚さも多少少なくなるのではないかと期待されるので、ずっと痛みがあった胃瘻に関しては良い方向かもしれない。
ただ、どのお医者さんも、治療終了後の回復時に体力が必要なので、がんばって食べてください、とおっしゃるので、がんばって食べなくては。
でも、なんとなく胸焼けもするし、これは、本当に食欲不振状態かもしれない。
今日の晩御飯も、かなりパスしたい気分。
結局、おかずは食べて、お粥を残してしまった。
もう半分終わった、と考えたいところだけど、ついつい、まだ半分しか終わっていないのにこの状態では、と思ってしまう。
今日の食事