基本的に食事は、鶏肉や魚などの口の中でぱさつきやすいものは、お粥に混ぜて流し込む(全粥なので、それほどどろどろしてはないけれども)というスタイルで食べるようにしている。
場合によっては、それにふりかけをかけて、塩味を追加する感じ。
もはや苦行の域にさしかかっているかもしれないが、目下の課題は、身体を維持・回復するための栄養を継続的に摂ることにあるので、どんな方法でも口から食べられればそれがもっとも望ましいようだ。
喉の痛みは、今のところアセトアミノフェンのオレンジ味(なのではないかと推測される)粉薬を食事の30分前くらいに飲んでおけば何とかなっているので、胃瘻を使うのは、とても喉を通らないようになってからにしたい。
ただ、この痛み止めも、まだ必須というわけではなく、思ったより早く食事が来た場合などは、痛み止めを飲まずに食事をしてしまうこともある。
2回目の抗がん剤の時にあまり食べられなかったのもあって、胃瘻が痛かった頃に比べて体重が約1kg以上は減ったと思われるが、そのせいか、腹壁の厚みが薄くなったようで、胃瘻の痛みがほとんどなくなった。
お腹が空いたときに、ちょっと引っ張るような感じは残るが、胃の中が痛い、というような感覚はなくて、それだけでも助かる。
胃瘻からじくじくしたものが出ていたのも、ちょっとぽろぽろしたものに変わってきて、ずいぶん扱いやすくなった感じ。
今日は、昼過ぎに、放射線の治療計画を立てる際に使った、シミュレーションの機械で、CTを撮り直した。
その後、通常の放射線治療も引き続きあり、いつもより線量が多いわけではないはずなのになんだか疲れてしまって、それから後、午後はほとんど、うとうとして過ごした。
夕方に放射線治療のお医者さんの診察があったので、シミュレーションでの取り直しの理由を尋ねてみたが、治療開始時と比べて体重が落ちてきているので、もう一度CTを撮り直して、放射線がきちんと患部に当たっているかを再確認する、とのことだった。
毎週日曜日に、看護師の方が体重を量っているのが電子カルテに記載されているので、その数値も確認しながら、放射線科のお医者さんは、まあ、大丈夫だと思いますけどね、とのこと。
今日の食事