血液検査あり

今回は通常の3ヶ月毎の検診だけれども、血液検査あり。
採血はナースか医者しかできないのかと思っていたら、どうやら検査技師の方も採血することができるとのこと。
ただ、基本的に、採血担当の方は上手な方が多いので安心して採血のブースへ。
すると、なにやらよろしくない予感が。
とりあえず自分の左手を見ていた担当の方が、今度は右手もしげしげとながめていて、どうやらこの担当者の方と自分の腕の血管の具合はあまり相性が良くないようで。
まあ、結果は、一回目の針は血管を取り逃がしたため、別の腕の手首から残りの血液を採取するという、ある意味ありがちなことに。
プロセスはともかく、今回の血液検査は、腫瘍マーカーの値も見ておきましょうか、ということで、甲状腺の機能に関連する遊離型T4や遊離型T3だけでなく、CEAやSCCの検査もあった。
現状、T4製剤を毎日飲んでいるので、T4やT3の値は基準値におさまった状態。
CEAやSCCも基準値におさまっていた。ただ、腫瘍マーカーについては、これまでに異常値になったことはなく、明らかに異常な状態ではない、というだけのこと。
診察も、スコープは異常はなく、触診も、うん、問題ないですね、とのこと。
でも、まあ、異常がないのが大切なことなので、では、また3ヶ月後に、とお医者さんと約束して今回の診察は終了。

血液検査

地元の病院で、血液検査と甲状腺ホルモンの薬の処方。
採血担当の看護師の方が腕をしみじみ見ながら、血管が細いんですね、と。
できれば一回で採っていただきたいです、とお願いしたが、もし失敗したらごめんなさい、と返されてしまった。
まあ、今さら、採血に失敗しても驚かないんだけど、嘘でもいいから、大丈夫ですよ、と言って欲しかった。
一応、一回で採血はしてもらえたけど、なんだかちょっと内出血しているご様子。
やっぱり、ちゃんとした運動をして、もっと血管が目立つような腕にしないといけないのかもしれない。
ちょっとしみじみしながら、耳鼻科のお医者さんの診察を受けたが、こちらも特に問題なく。
前回の採血で調べた甲状腺ホルモンの値も正常だったようで、でも、3ヶ月後に異常があるとわかっても、かなり手遅れな気はする。だけど、前回の診察の時に、検査結果が出るまで待ちますか?と言われて、いいです、と振り切って帰ってしまった自分が悪いんだろうな、きっと。
それに、この病院では腫瘍マーカーの検査は外部に出しているので結果がわかるまでに1週間くらいはかかるけれども、放射線治療で入院していた病院では即日というか、30分もかからないうちに検査結果が出ていると思われる。
そこら辺の体制の違いは否定できないものがあって、それを目安に治療を受ける病院を選ぶ、というのも、あり得る選択方法なのかもしれないな、という気はする。

月次お伺い

今日は、月次の通院。

入院時に同室だった方が、病院でPETの検査を受けるということなので、久しぶりにお目にかかって短時間だけどお話しした。やっぱりそうですよね、というようなことも多くて、やはり似たような治療を受けた方とお話しすると、参考になったり、気持ち的に楽になったりすることが多い。

いつもは、頭頸科の診察の後、放射線科のお医者さんに呼ばれるんだけれども、今日は順序が逆で、放射線科のお医者さんの診察が先になっていた。
味覚に関して質問されたので、のどの奥で感じる甘味が少し弱いような気もするけれども、ほとんど問題ない状態まで回復していることをお話しした。
その後、のどをのぞいて見てから、のどの粘膜もピンク色で経過は順調、特に問題はない、とのことだった。
気になったので、先月の腫瘍マーカーの検査結果がどうだったのか尋ねたところ、特に問題のない数値だった、腫瘍マーカーは転移などがあるときに上がることがある、とのことだった。
そして、次回の診察は、たぶん、1カ月ではほとんど変化はないので、来月はスキップして、再来月にまたお目にかかりましょう、ということになり、放射線科のお医者さんの診察は終わり。

再び待合室で待っていると、今度は、頭頸科の診察に呼ばれて、いつもの通り、口からと鼻からのスコープで、のどの状態を観察。さらに、首を触ってみて、しこりなどがないか確認。
こちらも、経過としては問題がない状態らしく、ではまた来月にCTを、ということになる。
腫瘍マーカーの結果は、先ほど放射線科のお医者さんにうかがったけれども、地元の病院のお医者さんがその結果に興味があるようだったので、プリントアウトが欲しいとお願いすると、結果の一覧を印刷してくれながら、特に問題がなかったと説明してくれた。
以前、首の腫瘤の摘出手術を受けた時にも腫瘍マーカーの検査を行って、その時も問題のない数値だったが、どう考えれば良いのか尋ねてみたところ、腫瘍マーカーそのものは鈍いものなので、そういうこともあるし、数値が高くても、必ずしもそれでガンがあるとも言い切れない、とのこと。なるほど。まあ、問題なかったのならそれで良しとするべき何だろうな。

ということで、来月は再び造影剤を使ってのCT検査。

腫瘍マーカー

月例の診察。
先月は、放射線科のお医者さんは不在の日だったので頭頸科の診察だけだったけど、もしかして今日は放射線科の診察も予約が入っていたりするんだろうか?と思っていたが、さすがにそんなことはなくて、今日も頭頸科の診察だけだった。
いつも通り、問診に引き続いて、スコープでのどと咽頭の様子を見て、のどのリンパを触診して、唾液はかなり粘ってるみたいですけどそれ以外は問題なさそうですね、とのことだった。
実は、今日は、診察時間が予約時間からは大幅に遅れて、ほぼ2時間ほど待っていたんだけど、たぶん問題ないということになるよな、と思っていたので、診察の開始が遅れても気が楽、というか、お忙しい先生だから仕方ないよな、と携帯でネットニュースなどを拾い読みしながら待っていた。
いつもこんなに遅くなるわけではないけど、最初にセカンドオピニオンをお願いしたときも同じくらい待たされたことがあって、その時は、もっとじりじりした思いで待っていたような気がする。
状況によって、こんなに変わるなんて、自分も身勝手だな、という気がして、思わず苦笑してしまった。
ところで、以前の放射線科のお医者さんの話では、頭頸科の予約が入ったら、それを見て予約を入れておきますから、とのことだったけど、まあ、いくらなんでもそんなヒマなことはできない相談だったようだ。
ということで、診察が終わって来月の予約ということになったときに、来月は放射線科のお医者さんの予約も入れてもらえるようにお願いしてみた。
外来の看護師の方が、ちょっと難しそうな顔をしていたけど、いろんなところに電話をかけて、ちゃんと来月の診察予約は取ってくれた。これまで知らなかったけど、どうやら水曜日というのは放射線科のお医者さんは外来診察の日ではないみたいで、電話をかけている看護師の方の口ぶりでは、外来診察の日ではないけどいいですよ、という感じで放射線科のお医者さんが返事をしてくれているようだった。
先月の頭頸科のお医者さんの口ぶりでは、来月にCTを撮りましょうか、ということだったけど、もう1ヶ月開けて、3月の診察の時にCTも、ということになった。
その時に、3月だと退院してから6カ月になるので、という話になって、じゃあ、今日、採血していってください、との話があった。
6カ月と採血がどう結びつくのかわからないけれども、お医者さんの口から、腫瘍マーカーも検査しておきます、との言葉があった。実は、この病院に入院してから、腫瘍マーカーという言葉を聞いたのはこれが初めてで、意外だったので、お、と思った。
今日の診療明細書を見ると、SEAとSCCの検査が行われるようだ。結果については、来月、教えてくれるらしいので、腫瘍マーカーをどのように考えられているのか尋ねてみよう。

腫瘍マーカー

病院で、喉の状況の経過を見てもらった。
先週採血した結果も、やはりSCCという扁平上皮がんに対して使われるらしい腫瘍マーカーは正常値にとどまっているとのことだった。
いくつかのウェブサイトを参照してみたけれども、腫瘍マーカーも、すべての種類のがんに対して、特異的に適用できるものがあるわけではないようで、SCCはどうやら扁平上皮がんのうちでも、肺がんや子宮頸がんなどに適用されることが多いようだった。
一応、喉の腫瘤も取って、扁桃腺も摘出した後の、PET/CTによれば、それ以外に大きい集積はなかったので、これから放射線治療をするとして、何を指標としてやるんだろうか。
腫瘍マーカーの値が高ければ、それが低下するなどで、治療の成果が上がっていると判断するんだろうけど。
まあ、そのへんは、診察を受けてみないとわからないので、とりあえず、木曜日に転院先の放射線科のお医者さんの診察を受けるのを楽しみに。

トンカツとえびせん

病院で追跡血液検査。
すぐにわかる数値には、特に変わりはない、とのこと。
腫瘍マーカーの検査は外部に委託しているので、結果が出るまでにはしばらく時間がかかるので、来週、もう一度来てもらって、そのときには結果が出ているだろう、とのこと。
扁桃腺摘出後の喉の様子は、あと少し、と言われた。

今日の外来は、自分の主治医ということになっている若いほうのお医者さんと、もう一人のお医者さんとで診ているが、わざわざもう一人のお医者さんも自分の喉をのぞき込みに来てくれて、だいたい治ってきたけど、まだ、トンカツとかは避けておくように、と言われた。
実際には、もう、好物のえびせんべい(かっぱえびせんではなく)なども、バリバリ食べたりしているんだけど、それをそのまま言うとまずそうな気がしたので、ビスケットとかは食べているんですけど、というと、うーん、まあ、ミルクとかに浸して柔らかくするように、と言われたので、素直に、はい、と返事した。

転院先の予約

今日は、転院先の病院の予約を取っておいてもらえる予定の日だったので、今、かかっている病院の外来へ。

結果、6月12日に、セカンドオピニオンを担当してくれたお医者さんの予約が取れたということなので、予約表などのFAX(やっぱり今どきFAXとは思ってしまうけど)を一式、手渡してもらった。

ついでに、気になっていた、低分化型の解釈について、お医者さんに尋ねてみたけど、特に解釈というのはなさそうで、低分化型であるということを受けて、先方では抗がん剤の種類を変えたりはするかもしれないが、とのこと。
リンパ球の湿潤がある、ということに関しても、もともと扁桃腺はリンパ器官なので、リンパ球ががん化してるというようなことではない、とのことだった。

今の病院の若いお医者さんに、来週また来てね、とお誘いを受けたんだけど、どうやら血液検査をするらしい。
4月に腫瘍マーカーを調べたときにはあんまり上がってなくて、正常値の範囲内だったので、もう一度検査をしてみるとのこと。
これは初めて聞いた情報。
病名を告知するのなら、それと同時に、検査の数値結果なども全部教えて欲しい、と思ってしまった。
できれば、それをどう解釈するのか、まで教えてもらえると一番良いけど、さすがにそこまではむつかしいのかもしれない。
ただ、このお医者さんはまだそれほど経験を積まれているというわけではないので、そういう意味で難しかったのかもしれない。
同じ病院のお医者さんでも、他のお医者さんは組織検査の結果などを、お願いするまでもなく積極的に印刷して手渡してくれていたので。

たぶん、低分化型というのは悪い情報のような気がするけど、逆に、腫瘍マーカーが上がってなかった、というのは良い情報のような気がする。
実際には、一つ一つの事象に一喜一憂しても仕方なさそうだけど。