食べるということ

ご飯を食べる気がしない、という状態からは脱したけれども、栄養を摂らなくちゃ、という使命感でもって、お粥で食べ物を機械的に流し込む、というテクを使わないと食事がなかなか摂れない。
だらだら食べるとよけいつらくなるので、唇をかんだりしないように気をつけながら、それでも出来るだけ早く食べる。
そのせいか、ゲップが出て、食後に気分が悪かったりする。

できれば食事以外にカロリー補給を考えたほうが良いとは言われているが、以前は好ましかったとろけるプリン的なものが、口の中で油脂分が粘るような感覚があって受け入れられなくなってきたので、揚げせんべいみたいなものを買ってきてもずくスープでふやかして食べてみることにする。
これは意外といけることがわかった。
今のところ、何を食べても塩味になってしまうので、味の衝突もない。

もう一つ、杏仁豆腐を買ってきてみたので、こちらは匂いで食べることができるのではないかと期待しているので、明日のおやつにでも試してみよう。

相変わらず、身体が重く感じて、うとうとしていることが多い。
腫瘍内科のお医者さんや薬剤師の方の話を総合して考えると、これは2回目の抗がん剤の影響が大きいようだ。

自分に出来るのは、こまめにうがいをしたり、がんばってご飯を食べたりすること以外にはないので、それらに励むしかないんだけれども。

今日の食事