今回は、造影剤を入れてのCT検査だったので、朝ご飯なしで通院。
前回のことがあるので、もしかしたら、今回も、何度も針を刺されることになるんだろうか、と密かに恐れおののきながら受付をする。
CTはほぼ予約時間に呼ばれるので、ほとんど待つこともなく、検査室へ。
「上半身はシャツだけになって、靴は脱いでスリッパにはきかえてください。」と言われていたにもかかわらず、靴を履いたままCT室へ。うーん、針を刺されることに動揺していたせいなのか、それとも、そろそろやばい兆候なのか。
どきどきしながら横たわっている自分には頓着せず、今日の看護師の方は、「はーい、ちょっとちくっとしますよ。」と何のためらいも見せずに、自分の腕に針を、ぶっすり突き刺して、「痛くないですか?」
本当はちょっと痛い気はしたけど、これぐらいならまあいいか、と思って、「大丈夫です。」と言ってしまった。もしかしたら、後でかなりの内出血になるかも。
独特の、全身をじんわりと熱気が通り過ぎていくような感覚があって、たぶん、CTのセンサーが回っている音だと思うけど、ひゅーん、という音がしたら、それで検査は終わり。
もう、何もないと思い込んでいるので、あっけなく感じるけれども、これが、まだ原発がどこか、とか言っているような段階だったら、もっと重いんだろうな。
主治医のお医者さんは定年退職されて、病院には顧問として残られているので、そのまま診てもらっているけれども、以前よりは診ている患者さんが少ないらしく、待ち時間もほとんどない。CT検査が終わって、まだ腕の針の刺し跡に貼った絆創膏をごそごそやってるうちに、診察室に呼ばれてしまう。
いつものように首のあたりを触ってみた後で、たぶん、後継のお医者さんに引き継がれることになるらしく、今日は、スコープは若いお医者さんが挿入していた。
そして、「CTの結果ですけど、」と画面上でCTの画像を見て、「特に何も悪いものは映ってないですね。」とのこと。
「次は、3カ月後でいいですよね。」とお医者さんが自分に尋ねるんだけど、そこで同意を求められてもちょっと困ってしまう。もしかして、もっとひんぱんに診て欲しい、と要望する人もいるからなのかもしれない。
ということで、次は6月16日ということになった。
結局、今日は、9時前に病院に着いて、9時半には会計にまわるという状態で、たぶん、これまでで一番早かったかもしれない。