会話

以前から毎月末の日曜日にボランティア的な活動に参加していて、入院のためしばらく欠席だったけど、今月はひさびさにその活動に参加することが出来た。
喉の乾燥を少しでも防ぐためにマスクをして、かつ、飲料用の水のボトルを片手に参加したが、会話をすると思った以上に口が乾燥することがわかる。
ほんの数分、会話をしただけで唾液が粘く感じて、マスクを外して水を飲まないと会話が続けられない。
放射線科のお医者さんのシミュレーションに依れば、今は、以前の30%ぐらいの唾液量になっているとのことだけれども、以前はどれだけ唾液が出ていたんだろう、という感じ。
2年ぐらいで70%ぐらいまでは回復するだろう、とのことだったけれど、70%では、かなり寡黙な自分を保つ必要があるのかもしれない。

味覚については、塩味に続いて、酸味も、少し感じるようになってきたのかもしれない、という気がする。
こればっかりは、あまりちゃんと測定する方法がないので、どの程度回復しているのかよくわからないが。

日中、立ったまま活動していたせいか、夜にはなんとなくポテトチップスを食べたくなって、袋を破ってバリバリ食べていたら、妻に、そんなものを食べて大丈夫なのか、と驚かれてしまった。
もちろんそのまま食べても大丈夫なわけではないので、片手には水が入ったコップを握りしめていたんだけれども。
うまみや塩味は、なんとなく感じることが出来るようになってきたかもしれない、とはいうものの、こういう吸水性のある食品に対しては、圧倒的に唾液量が少ないので、一口食べては水を飲む、という動作が欠かせない。