外泊

今日は今回入院してから初めて、外泊で帰宅。

遠足効果なのか、昨日の夜はちょっとそわそわした感じでよく目が覚めたんだけど、不思議と胃の痛みも落ち着いていて、結局鎮痛剤を使わなかった。
これから二日間は、放射線治療もお休みなので、喉の痛みもある程度良くなることを期待したいが、今のところちょっと望み薄な状況で、逆に痛みが定着しつつある感じ。

家に帰ってきて、以前から食べていたようなものを食べてみると、すでに塩辛い味覚や甘い味覚はかなり麻痺してしまっていることが判明。
病院の食事ではあんまりよくわからなかったけど、以前から食べている家の食事を食べると、放射線治療によってどのくらい味覚の障害が出てきているのかよくわかる。
たとえば、スイカなどを食べてもあまり甘さは感じず、逆によく漬かった塩辛い漬け物を食べても野菜の味と酸っぱさしか感じなくて、以前も感じていたように、真水を飲んでも塩辛く感じてしまう。
ただ、野菜の味や肉の味などはそれなりに感じるので、これは味、というよりも、それぞれの素材の匂いに負うところが大きいのかもしれない。

ちょっと調子に乗って、おせんべいみたいなものも食べていたので、飲み込むときに喉を痛めたらしく、舌に感じていた塩辛いひりひり感が喉のほうまで広がってきているようだ。
自分で鏡をのぞいてみても、喉の奥が赤くなっているのがわかるようになってきた。

晩御飯の後、出来るだけ早く歯磨きをして、うがいをしてみたけれども、明日になって多少はましになっているというのは、あまり望むべくもないのかもしれない。

まあ、それでも、病院で過ごしているよりは、気分的にゆったりはしているので、やはり帰ってきて良かったと思う。
その反面、喉のケア、という意味では、つい喉に負担がかかるとわかっているおせんべいの類を食べてしまったりもするので、やっぱり病院で過ごしているほうが望ましかったりするんだろうな。

今日の食事(昼ご飯以降は、外出先と家で食べたので画像なし)