今日は、朝食後に、臨床栄養士の方の訪問があり、食事が取れているかどうか、質問された。
もし、のどにしみるようなら、酸っぱいものを排除するなどもできるので、看護師を通して、または、直接言って欲しい、とのことだった。
病棟には、薬剤師の方も常駐されているが、栄養士もまわってくるのは、ちょっとすごいと思う。
でも、考えてみれば、ある程度食べられるようになってきた患者が、なぜ治るのかというと、ちゃんと食べるから治るわけで、病気が治るというプロセスにとって、食事というのは、お医者さんのお薬などと同等以上に重要なのに違いない。
人の身体はその人が食べたものでできている、と言うけれども、どんな食事からでも必要な栄養を選び取って、平常な状態に戻していこうとする生物としての身体の力は、本当にすごいものなんだなあ、と感心してしまう。
いつも、放射線治療の時には、身体につけた目印の線と、治療の機械から出るガイドの光を合わせた後で、顔を固定するお面をつけるんだけど、これって、動かないようで動くこともあるので、実際のところ、毎回チェックしてたりするんだろうか?とひそかに疑問に思っていた。
一応、治療の予定表には、リニアック照合+リニアック外照射になってるんだけど。
それが、今日の治療で、いつもとお面の当たり具合が違うな、という状態で固定されていると、もう一回、放射線技師の方が部屋に入ってきて、お面をつけ直します、ということだった。
なるほど、ちゃんと照合してるんだ、と安心するとともに、お面の違和感が、若干のあごの引き具合だけだったことを考えると、やっぱりかなりの精度で放射線を当てているらしい。
夜、寝る時に横になっていると、ちょっとだけ胃瘻の付近で濡れた感触があって、その時は気にしてなかったが、夜中にトイレに目が覚めたときに見てみると、パジャマが血で汚れていた。
糸で縛ってある付近から出血したようで、量もたいしたことはなく、一時的なものだったようだが、看護師の方にお願いして、とりあえずガーゼを当ててもらった。
確かに、晩御飯の後に身体を動かすと、どういう体勢を取っても胃瘻が痛かったような気がする。
いずれにしても、胃瘻を結んでいる糸が早くなくなるのを待つばかり。
今日の食事