今日は、胃瘻造設から2日目なので、お試しで胃瘻を通して、ゆっくりと栄養を通してみた。
結果は特に問題なく、今後、本当にのどがきつい状態になったら、これを使うことになるかもしれない。
ただ、栄養は相変わらず点滴で取っている状態。
夕方になって、やっと身体を起こして、blogをかけるくらいには回復してきた。
憶えているうちに、できるだけ記録しておかないと、どんどん忘れてしまうので、ノートパソコンを開いてキーボードを打っていると、のぞきにきてくれた腫瘍内科のお医者さんにも、仕事ができるくらいに回復して良かったです、と言ってもらったが、おっしゃるとおりかもしれない。
夜には、点滴も外せる予定で、やはり、チューブレスになれると思うとホッとする。
頭頸科のお医者さんの診察があったが、受付に表示されている待ち時間はすごいことになっていて、割り込むような形で見てもらうのが申し訳ないような感じだった。
病室で今日の担当だった看護師の方に、すごく混んでました、と話すと、あの先生は、いつも一番最初に来て、一番最後に帰られるんですよ、とのことで、使命感の方なんだな-、と感心した。
診察では、まずは、首のまわりを丹念に手でもんでみて、うん、いいね、と言ってくれる。
何がいいのか、よくわからないんだけど、少なくとも、お医者さんの思っている方向性に沿って、自分の身体が推移している、ということなんだろう。
放射線治療の前に撮ったCTにあった腫瘤の感触を確かめているのかもしれない。
こんなふうに、忖度してしまうのは自分の悪いくせだと思うので、次回、診察の時に、もし、いいね、と言われたら、何がいいのか聞いてみることにしよう。
ただ、自分の今の状況を考えると、主治医となっているこのお医者さんだけでなく、それ以外の科で診てもらっているたくさんのお医者さん、看護師の方々、技師の方々、看護助手やそれ以外のもろもろの方々が支えてくれている、という感じがする。
逆に言えば、がん治療のような大がかりな治療は、すでに一人のお医者さんだけでできるようなものではなくなってしまっているのかもしれないな、とも思う。
診察から病室に戻ってきて、しばらくして呼ばれた放射線治療の後は、例によって、首の保湿と、喉のうがいはしたが、これまでよりも、少しだけのどがいがらっぽかったり、これまではあんまり意識しなかった舌のやけどのような感じや、首の皮膚のこわばりなどが、気になるようになった。
明日は土日なので、その二日である程度は回復するんだろうけど、回復した分を、また、来週、悪い方向に積み重ねていく、という感じになるんだろうか。
がん細胞のほうが、正常細胞よりはダメージが大きいので、がん細胞を取り除けることになるらしい。
まだ絶食中に付き、食事画像はなし。