今回の通院は、腫瘍マーカーの検査のために血液検査あり。
例によって、朝早く受付をして、まずは診察。
喉をのぞいてから、首の触診、スコープで咽頭を見て、いつもならこれで無罪放免になるところが、今回は、さらに採血とその結果待ち。
なんだか、最近、ますます採血しにくくなっているみたいで、採血担当の方がかなり念入りに静脈の位置を探ってくれていたみたいだけど、それでもちょっと痛かったので、これはきっと内出血してしまったな。
採血後、しばらく待っていると、また診察室に呼ばれて、お医者さんから、甲状腺ホルモンの値が低いようなので甲状腺ホルモン剤を飲んだほうがよいだろう、とのこと。検査数値は甲状腺ホルモンの値が低くて、それに対して、視床下部から出る甲状腺刺激ホルモンの値が高い状態で、甲状腺の機能が低下していることを表しているらしい。
放射線を当てたので、甲状腺の機能が低下するのはやむを得ない、とのこと。
お医者さんには、甲状腺ホルモンが低下すると倦怠感があったりするので、だるさを感じていたのではないか、と尋ねられたけれども、しょっちゅう眠いのもそのせいなんだろうか。ついつい夜更かしをしてしまうので、そのせいだとばっかり思っていたけれども。
だるさを感じていたのでは?と言われると、急に倦怠感を感じ始めるのが我ながらちょっとおかしい。
ちょうど、明日、近くの病院に行くことになっているので、甲状腺ホルモン剤の処方はそちらでしてもらうことにした。
甲状腺という名前は知っていても、甲状腺ホルモンの働きなど、意識したことがなかったので、かなり意外な話だった。
ネットで調べてみると、基礎代謝量を左右しているホルモンらしい。
その後、二ヶ月ぶりに、放射線科のお医者さんの診察もあった。
味覚のうち、甘味に関しては、定期的に飲んでみているりんごジュースの味もほぼ記憶通りにものになっているけれども、すぐに甘味を感じなくなってしまう。しばらく時間をおいたり、水を口に含んで味覚をリセットしたりすれば、また甘味を感じるというようなことをお話しした。
血液検査で、甲状腺ホルモンの値が低かったこともお話ししたが、お医者さんは、放射線を当てたので仕方ない、との反応だった。甲状腺の働きに関しては、どうやら、はかばかしく回復することは望めないようで、甲状腺ホルモン剤は、ずっと飲み続けなければいけないようだ。
退院してからちょうど1年になるので、次回からは、2カ月間隔での診察ということになった。