今回の頭頸科の月次診察は、10時40分の予約だったのが、実際の診察は14時頃。
頭頸科の後に放射線科の診察が設定されていたけれども、さすがに、放射線科のお医者さんもしびれを切らしたようで、放射線科のほうに先に呼ばれてしまった。
頭頸科の診察はまだなんですか、と放射線科のお医者さんに尋ねられたので、ちょっと苦笑してしまった。放射線科のお医者さんの診察は、味覚や唾液の状態をヒアリングされて終了。甘味の感じ方が、甘味の元によってちょっとムラがあったり、感覚が長続きしなかったり、というのを差し引いても、比較的順調に回復しているらしい。
その後、しばらく待って頭頸科の診察。お医者さんは遅くなって申し訳ないとおっしゃっていたが、まあ、2時間待ちくらいは普通かな、と思っているので、かえってこちらが恐縮してしまった。特に、自分のように、状況を確認してもらうだけなら、自然、診察の優先度も低くなると思うので、割り込みなどが入るのもやむを得ないんだろう。
それでも、さすがに、3時間待ちはちょっとね、という気もするので、次回の診察はもっと早めに、9時以前に受付を終えるようにすることにした。それなら、先着順に診ているので、との頭頸科のお医者さんの言で、ということは、予約制とは言うものの、いろいろ割り込み事案が発生しているらしいことを連想させられる言葉だった。
診察は、いつものように状況をヒアリングしてから、あーん、と喉をのぞき、スコープを鼻から挿入して咽頭部をチェックした後、首回りを触診。
頭頸科のお医者さんにも、順調に回復しているみたいですね、と言ってもらったので、やっぱりちょっとほっとする。
現状、自分の甘味の感じ方は、対象によってムラがあるようで、冷たいもののほうが甘味を感じにくいような気がする。厳密に実験してみたわけではないが、たとえば市販のソフトクリームのようなものは甘味を感じにくくて、瞬間感じても、すぐに、甘味を感じにくくなってしまって、しばらく時間をおくか、常温の水で口をゆすぐかすると、また甘味を感じるようだ。
手術の傷口などは、画像に撮っておけば、どのくらい回復しているか一目瞭然だが、こういう感覚みたいなものは、1カ月前の感覚と、今の感覚がどのくらいどうなのか、そもそも過去の感覚はどうだったのか記録を取っておくことができないので、比較するのがすごく難しい。定期的に透明なりんごジュースを飲んで、その感じ方で自分の回復度合いを測るようにしているが、何か良い方法はあるんだろうか。