朝日新聞を読んでいたら、塩野義製薬のサイトに「ガンのつらさ」というのがある、とのことだったので、さっそくのぞいてみた。
「STOP!ガンのつらさ」というコンテンツは本当にその通りだと思う。
がんの治療は、悪性新生物としてのがん細胞を何とかすることだけではなくて、がん細胞を原因として起きる痛みを含む不快な症状を和らげたり、治療の過程で発生する痛みを含む不快な症状を和らげることも、当然含まれると思う。
だから、痛ければ、痛くなくなるまで、痛い、と言い続けることは大切なことだろう。
自分自身は、幸い、放射線治療の間、のどの痛みもアセトアミノフェンのような一般的な痛み止めの薬を飲むか飲まないかくらいのレベルだったので、医療用麻薬は使わなかったけれども、同時期に隣のベッドで治療を受けていた方は、医療用麻薬を使ってのどの痛みを回避していた。
また、入院中は、毎週、痛みを含めて、体調や精神的な面のつらさに関するアンケート(というか、アセスメント)が実施されていて、看護師の方も、しょっちゅう、のどの痛みがひどくなっていないか、本当にしつこいくらいに確認していた。
自分の場合は、胃瘻が痛む場面が多かったので、どちらかというとそれに関して愚痴をこぼすことが多かったけれども。